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自分の周りのものをSFチックに妄想してみたら、なんだかドラマチックになったお話たち 『25時のバカンス 市川春子作品集(2)』(市川 春子)【マンガ】

 

なんだか不思議なSFチックで、ちょっとグロテスクな人と人の物語が3編。

天才科学者と弟、問題児と新入生、兄と弟。

体の中がある生物に侵食されたり、土星にある学校の中で巻き起こる大きな動きがあったり、月の輝きの数%がある、想像を超えるようなものによって生み出されているとか。

身の回りにあるものについて、妄想をすると果てしなく広がる時があるかもしれない。自分以外の人間は全てロボットで、自分と会っていない時は動いていない、充電されているとか思ったりしたことはないでしょうか?

自分の周りの人たちは全て役者で、役割を演じているだけなる設定の映画「トゥルーマン・ショー」もそんな発想によって生まれたのかもしれない。

この漫画は自分の周りのものをSFチックに妄想してみたら、なんだかドラマチックになったお話たちです。世界観は独特で入り込めない人は大勢いるかもしれない。納得感は本当に少ない読み手に委ねるマンガだけど、そんなのも悪くない。

【手に入れたきっかけ】

本の交換会・ブクブク交換で手に入れた!

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。