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大学受験の頃に読んだ実況中継シリーズよりもわかりやすい戦国時代の解説本でした 『笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳・戦国時代』(房野 史典)【本】

 

大学受験の頃に読んだ実況中継シリーズよりもわかりやすい戦国時代の解説本でした。

受験勉強の時に実況中継シリーズって読みませんでしたか?

わかりやすい予備校の先生の授業をまとめている参考書でいろんな教科があるんだけど、私は古典とか世界史とか生物とかを買っていました。某予備校のようにビデオのほうが臨場感は伝わってくるかもしれないけど、本の方が自分のペースで読みたいところから読むことができるので、お気に入りでした。

そんな参考書を思い出させてくれたのがお笑い芸人が書いたこの本。とっつきにくい人にはとっつきにくい、好きな人はとことんテストに関係ないところまでハマってしまう戦国時代を取りあげています。

よく聞くけどよーくわからない応仁の乱と日本で最も有名(?)な戦いである関が原の戦い、そして「真田丸」がでてくる大阪の陣という3つの戦いに注力して前後関係も含めて話し言葉で噛み砕いで書いています。

戦国時代に全くアレルギーのない私だからすんなり読めた可能性もあるけど、全くストレスなくクスリとしながら読んだ感じです。歴史上の人物が漫才っぽい会話をしている箇所が結構あってお笑い好きでもある自分にとってはいいカンジでした。直江状の現代語訳もイケてます。

導入として書かれていた日本の歴史をおおざっぱに4ページにまとめた文章はこれを頭に入れておくと細かい情報が入ってきてもうまい具合に整理できるんじゃないかと思うぐらいわかりやすい旧石器時代から現代までの振り返りになってました。

歴史好きも楽しく読めるだろうけど、歴史が苦手な人、そして、日本史の戦国時代が苦手な中学生や高校生にもオススメの本です。


【手に入れたきっかけ】

「本が好き!」というWEBサービスの献本キャンペーン!

【オススメ度】

★★★☆☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。