確かになぁと。大きな企業にいると自分の会社のITツール選定とかに関わる機会は少ないんだろうけど、小さな企業にいると関わる機会がそこそこある。
前職の時に営業ツールの導入に関わったなぁと思いだす。企業におけるITには大きくわけて2つの使い道があって「生産性効率を高める」ということと「新規顧客を獲得する」こと。効率化、人、顧客、リスクの4つの分野にわけてやるべきことを紹介していく。
動作スピードの遅いPCを使い続けることの問題ってのはたしかにですよ。デュアルモニターもその中に入るんじゃないかなぁと思ったりもします。
1人500円/月のツールでかなーり業務効率は上げることができるとのこと。ツールの例としてG Suite、Chatwork、Smart HRなどが紹介されてます。大手企業で基幹システムとして導入されることの多い(私も導入したことのある)SAPに代表されるようなERPなんかは出てこないのはこの本のターゲットを表してるんでしょう
スクリーンを録画してコメントを入れることができるツールであるsnagitが紹介されるんだけど、正直、知らなかったのです。
Snagit Screen Capture Software & Screen Recorder | TechSmith
使ってみようかなぁと思ったりもします。巻末では中小企業にはIT投資をする際に補助金を使えるお話から社外CIOを置くことを勧めたりもしてます。社外CIOは著者のお仕事に関わってくるところでもありますなぁ。
大手でもこんな感じなのかぁと思うことが多い。メーラーとかコミュニケーションツールとか。大層なシステムを入れなくても生産性をあげることができる。その身近な打ち手を考える際に参考になりそうな1冊。
【手に入れたきっかけ】
Kindle Unlimitedの対象だったので気になって。
【オススメ度】
★★★★☆
小檜山 歩
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