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【本】『VOGUE』電子版などの新しいカタチのメディアをイジってきた人の今のメディア論。 『MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体』(田端信太郎)

 

メディアの形が変わっているにも関わらず、メディアの今を当事者が体系的に記した本は少ない。
そんな数少ない本の1つ。

【入手経路】

NAVERまとめにハマっていた頃に購入!

【概要と感想】

ブログにSNSにいろんなサイト。20年前にはなかったか、ほとんどの人が知らなかったものが、
今では生活の一部になっている。

中2の時にケータイを使いすぎて、とんでもない額の請求が来た時はものすごく焦った。
その頃はパケット使い放題なんてなかったし。パケ放題が出来て、ケータイでネットすることが当たり前になった。
自分が16才の頃だから、8年前。2005年とかそこらの頃。そして、今ではケータイはスマホに変わっている。

そんな中で、ネットが社会に影響を与える力は日に日に大きくなっている。影響が大きくなっているというか、
影響を受けざるを得ない状況になっているというのが正しいかもしれない。

新聞は新聞がある時に読んで、情報収集は「Feedly」に「zite」、「Smartnews」と「Gunosy」。全てスマホアプリ。
明らかに情報を取る経路が変わっている。メディアが変わっている。

メディアは変わっているにも関わらず、変わりつつあるメディアについてよく知らない。ってことで、
NAVERまとめを管理している人の本を読んでみよう。ということで、この本です。
理論として参考になる。メディアが変わっていることの総論を知りたい人にはオススメの1冊。

ただ、この本は2012年11月に初版になった本。まだ、出版されてから1年も経っていないのに、
メディアが変わりつつある。この本に書いてあるメルマガは動画の形になったり、
ポータルサイトがニュースを配信しているのは変わらないけど、前に書いた通り、アプリでニュースを読む人が増えている。
この本を読んだ上で、今はどんな状況なのかということを考える必要がある。

グーグルの元CEOのこんな話が印象に残る。

「エリック・シュミットがD9というカンファレンスで、グローバルにネット上で、
神のごとき影響力を持てる「プラットフォーマー」となりうるのは、グーグル、アマゾン、アップル、フェイスブックの4社」(P179)


【本へのリンク】

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。