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卓球極道悪ふざけエンターテイメント!『極道ピンポン』(遠藤 徹)

 

極道が卓球で構想の決着をつけたならどれだけ平和だろうよ。卓球×極道なんだけど、そこに悪ふざけがふんだんに盛り込まれていてかるーく読めるように仕上がってるかな。

最初のページでは極道映画として有名な「仁義なき戦い」と「極道の妻たち」のセリフが引用されている。そのうちの「極道の妻たち」、通称、極妻(ごくつま)によく出てくる(イメージがある)単語が「タマの取り合い」。

そのタマが卓球だったらこんな感じなんでしょうかね。極道の抗争は卓球でケリをつけるルールになっている世界で起こった2つの団体同士の戦いのお話。卓球についてもペン型やシェイクハンドなどの種類がある卓球のラケットの話からカットマン、ドライブ型、ナックルなどの戦術、福原愛、石川佳純などの選手のお話まで出てきちゃう。

実名の選手の取り上げ方がとってもネタっぽくてそのシーンを想像するだけでもクスリと来てしまう。入れ墨が不動明王や青龍だけじゃなくて皮卡丘(ピカチュー)の極道がいたり、チャカ健VS陳珍珍という名前だったりとギャグっぽい悪ふざけ描写が頻繁に差し込まれる。

卓球と極道の両方が好きな人(そんな人がいるのかはわからないですが)にはとっても刺さるのかも。

【読んだ直後の感想】

【手に入れたきっかけ】

「本が好き!」というWEBサービスの献本で

【オススメ度】

★★★☆☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。