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自分の視点だけでなく、相手の視点、ゲーム全体を見る視点で物事を捉えるというのは実生活でも大切なこと 『ゲーム理論の思考法』(川西 諭)【Kindle・本】

 

「人は、そこまで先を読んで、行動していない」

ゲーム理論で証明できるようです。人は先を読んで動くから規則性を分析するってのではなくて、先を読んで行動しないからその先を読まないで行動するルールについて考えてみようっていうのは楽しかった。

ゲーム理論。学問の世界にいるなら一度は耳にしたことがあるであろうコトバ。魅力に引き込まれ、がっちり勉強した人もいれば、名前だけは知っているけど、勉強したことがない人もいるでしょう。後者の私なので、目に留まったこの本を読んでみました。

ゲーム理論の基礎的な知識を学ぶことが出来る一冊でしょう。ゲーム理論に詳しくはない私ですが、まんべんなく書こうとしている試みが伝わってきます。

ゲーム理論をまったく知らない方へ「ゲーム理論とは?」を一言で説明するとすれば、この本の初めに書いてある「2人以上のプレイヤーの意思決定・行動を分析する理論」というのが正しいのでしょうか。

意見などいただければ幸いです。囚人のジレンマとか、聞いたことあるようなワードも出てきて楽しめます。

ひとまず、ゲーム理論のお話の中で出てくる、自分の視点だけでなく、相手の視点、ゲーム全体を見る視点で物事を捉えるというのは実生活でも大切なことなので、ここから実践してみようと思うのです。

【引用】

問題を解決するとき、もっとも大切なことは何だかわかりますか。  それは、問題が起こっている状況(ゲーム)を正確に把握することです。

ゲーム理論ではそれぞれの人(ゲームに参加している主体)が、どのような選択肢を持ち、各選択肢においてどんな結果が予想されるのかを合理的に検証していきます。

【手に入れたきっかけ】

Kindleでセールをやっていたのが目に留まり購入!

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。