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ITの発展によって「大きなもの」が終わっていくというお話 『ビッグの終焉―ラディカル・コネクティビティがもたらす未来社会』(ニコ・メレ)【Kindle・本】

 

ITの発展によって「大きなもの」が終わっていくというお話。

ビッグの終焉とは?

膨大なデータを瞬時にいつでもどこにもで送ることができることを「ラディカル・コネクティビティ」と定義し、それによってさまざまな大きなものが力を失うと予言している。

「大きなもの」とはニュースのマスメディア、既成政党、大きな政府、マンモス有名大学、大手企業など。

「ラディカル・コネクティビティ」によって生みさだれたものの例としてはこんなものが挙げられている。

「ラディカル・コネクティビティ」によって生みさだれたもの

<ニュース>

Talking Points Memo | Breaking News and Analysis

http://talkingpointsmemo.com/

Upworthy: Because we’re all part of the same story.

https://www.upworthy.com/

<大学>

MIT OpenCourseWare | Free Online Course Materials

https://ocw.mit.edu/index.htm

Udacity – Free Online Classes

https://www.udacity.com/

Khan Academy

https://ja.khanacademy.org/

<会社>

3Dプリントによるものづくり

Quirky: The Invention Platform

https://www.quirky.com/

これからどうなるのか?

確かに実例として挙げられたものはこれから延びていきそうだけど、だからといってすでにある「大きなもの」が急になくなることはない気がする。

でも、新聞がそうなりそうなようにゆっくりと相対的に力を失っていくのかもしれない。一応、”大”起業に所属している身としてはこれからどうするのかを少し考えさせられた。



【手に入れたきっかけ】

Kindleのキャンペーンで購入!

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。