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高校生ぐらいの文学少女はドハマリしそうなタイムトラベル恋愛ファンタジー『青玉は光り輝く』(ケルスティン・ギア)【本】

 

日本でも高校生ぐらいの文学少女はドハマリしそうなタイムトラベル恋愛ファンタジー。

タイムトラベルといってもずっと行きっぱなしじゃなくて、2時間ぐらいのタイムトラベルを終えると現代に帰ってきてを繰り返す。

ドイツでは大流行して映画化までされた作品らしく、簡単にはいかない恋愛あり、タイムトラベルの奥にある謎あり、個性豊かなキャラクターありで楽しめる。

タイムトラベルができる高校1年生が主人公の物語の第二弾。自分じゃないはずのタイムトラベラーの役割が回ってきて驚いた1作目と違ってもう役割が決まった2作目は困りながらも自分がやりたいように行動をし始める。恋愛の部分も進歩が急にやってきたんだけど、そんなに簡単には進まない。

むしろ、1冊の中で浮き沈みの激しさたるやといったところ。

ガーコイルの幽霊であるセメリウスのキャラクターや自分のおじいちゃんにセックスやピルの話をして嫌がられるやりとりもなんだかいい感じ。

高校生ぐらいの文学少女じゃない26歳・男の会社員の私も楽しんでいて最後がどうなるのかが気になってしまってる。文学少女だけじゃなくて20歳~30歳の男女ぐらいまでなら楽しめるかもしれない。


【手に入れたきっかけ】

「本が好き!」というサイトの献本キャンペーン!

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。