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2022年プロレス観戦印象に残った12試合

対象はよかった大会と同じように2021年の12月から2022年の11月いっぱいまでで観戦した大会にしています。

いい試合ってやっぱり難しいのでこの試合は生で見てよかったとか惹きつけられたかが大切かなと思うので印象に残った試合として紹介させてください。

坂口征夫、樋口和貞、赤井沙希 VS 鈴木みのる、クリス・ブルックス、伊藤麻希@DDT(2021/12/26)

このミックスドタッグマッチは鈴木みのると坂口征夫の絡みだけでなく、赤井沙希と鈴木みのる、味方ながらクリスブルックスや伊藤真希と鈴木みのるの絡みまで鈴木みのる中心にリング上に引き込まれた。やっぱり鈴木みのるはすごいということと、この試合の動画がそこそこYoutubeでバズったこともあって印象に残っています。

宮原健斗 VS アブドーラ・小林@全日本プロレス(2022/02/23)

全日本プロレスにアブドーラ小林がやってきただけでなく、三冠にまで挑戦するのかと驚かされた試合でメインイベントはいつもと違う雰囲気の中でアブ小が自分の戦いもありながら基本的には全日本スタイルで宮原に向かっていったのが印象的な試合だった。煽りVから入場に繋がる工夫も「おっ!」と驚かされた。

山下実優 VS 中島翔子@東京女子プロレス(2022/03/19)

煽りVでいえばこの試合の煽りVほど何度も見たものはない。東京女子の歴史を背負ってきた2人が東京女子単独でのはじめての両国国技館の舞台でメインでシングルのタイトルマッチを戦うというこれ以上ない舞台だからこそ団体が全て乗っかった煽りVでレッスルユニバースで今でも見ることができるのでぜひ、確かめてほしい。

試合もここのところもがいていた中島翔子が山下美優を破って2年ぶりに東京女子の頂点に立ち、坂崎ユカに破れるまで等身大の真っ直ぐさで2022年の東京女子を引っ張るきっかけとなったのもあり、印象的な試合だった。

上谷沙弥 VS 中野たむ@スターダム(2022/03/27)

同じ女子プロレスの中でもトップを走る団体として認められているスターダムの試合の中ではこの試合は印象的だった。前日にもタイトルマッチを戦った上谷沙弥が2日連続の戦いに挑む。

そんな戦いの中で決着がとっさのフォールというのが驚きだった。隣の席の人は納得してなかったようだけどプロレスの要素の一つとして驚きを伴う決着があってそんな魅力を感じさせる試合だった。

中島安里紗 VS 海樹リコ@SEAdLINNNG(2022/05/13)

プロレスは大きな団体でなくても魅力的な選手がたくさんいることを感じさせたのがこの試合。中島安里紗のバチバチの技を海樹リコが受け止める戦いですんごいなぁと凄みを感じる試合で、こんなすごい試合でも新宿FACEの規模なのかと驚かされた。

真白優希 VS 安納サオリ@アイスリボン(2022/06/26)

この試合は凄みというかなんというかここでしか見れない試合という感じで真白優希の不思議な戦いを安納サオリが受け止めて勝利した。トーナメントでのICE×∞王座決定の決勝で不思議な技あり、真っ向からの戦いありの試合でいろんな団体でプロレスを楽しもうと感じさせる試合だった。

駿河メイ VS 水森由菜@我闘雲舞(2022/09/15)

女子プロレスの中でこの人にしかない雰囲気と動きを見せる駿河メイのホームで水森由菜との一騎討ちを見ることができたのもよかったなと。スピードとパワーでタイプが違うのに切磋琢磨してきた2人だからこそ通ずるものがある戦いで相手の技を出しつつお互いのよさを出し切った試合は見応え十分だった。

遠藤哲哉、秋山準、樋口和貞 VS 中嶋勝彦、小峠篤司、稲村愛輝@CyberFight(2022/06/12)

印象に残ったというか2023年のプロレス界の事件の中でも大きかったのがこの試合で現場で見ていた時の驚きとこれはまずいんじゃないかという雰囲気はすごかった。中嶋勝彦に遠藤哲哉が倒され、秋山準が詰め寄っていく。なにかが起こってしまった対抗戦といった感じで驚かされた。

彰人 VS ジョーイ・ジャネラ@DDT(2022/08/14)

ここからはDDTの試合が四つなのだけどこのカードが1番プロレスらしさがある試合で彰人選手考案の蛍光灯IPPONデスマッチという不思議な試合形式がこんなに盛り上がるのかと驚かされた。

映像では見たことがあったけど生で見るとさらにこの試合の魅力が伝わってきてすごいなぁと。現場にいるからこそのハラハラ感があってアクシデントで最初から試合が終わってしまうこともあるだろうからこその見ている人の盛り上がりだった。

プロレス頭の良さが試されるこの試合形式にジョーイ・ジャネラがついてきたのも驚きで外国人でもこの試合形式ができるんだとDDTを見ている人からすると当然なのかもしれないことにも驚かされた。

上野勇希 VS カーラ・ノワール@DDT(2022/09/25)

カーラ・ノワールは大田区体育館大会で入場がすごい選手として参戦が発表されていてイロモノというかそこまでではないのかなぁと思っていたのだけど入場だけでなく試合は骨太でクラシックな技で見応えあるレスリングを見せてくれた。

入場は確かにすごいのだけど外国人選手でこーゆー選手はいいなぁと思わせる動きを見せてくれたこともあってこの試合は印象に残ってる。

樋口和貞 VS 火野裕士@DDT(2022/11/05)

DDTの下半期の中心にいた樋口和貞の試合は2試合がいい感じでどちらもメインイベントだった。こちらはD王GPの中の1試合でそんなに大きくない会場でここまでの試合を見せてくれるのかと驚かされた試合だった。

週刊プロレスによると182発のチョップ合戦で会場が盛り上がった試合で確かにすごかった。ここまでやってくれるのかと感動すら覚えたかもしれない。全四方向全ての観客の前でチョップ合戦を見せてくれたサービス精神というかプロレスラーとしての誇りがたまらなかった。

樋口和貞 VS 竹下幸之介@DDT(2022/09/25)

今年、生で見た試合ではベストだった。試合時間は18:57とそんなに長いわけではないのだけど見ていて無駄だと感じる技のやりとりが一つもないのではと感じる試合だった。お決まりの序盤がなくて一気に終盤戦に突入してずっと終盤戦と感じる試合だった。

見ているセコンドの選手たちが不安になっているんじゃないかとも感じたことに加えて強さを比べ合うやりとりが生々しかった。竹下幸之介の分厚い絶対的な攻撃に対して樋口和貞が引かない肉弾戦を見せて鉄のポールに頭を打ちつけた時の音は後楽園ホールに響き渡ってどよめきを生み出していた。

印象に残った試合はこのくらいなのだけどやっぱり見に行っている団体に寄るなぁと感じるので来年はもっと幅広い団体に行ければなと思います。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。