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2022年プロレス観戦で印象に残った9選手

大会、対戦カードに続いて推しも含めて今年印象に残った選手に触れていきます。印象って難しいし多分に好みが反映されているけどプロレスってそのいろんな好みがあることの面白さがあるのでいいでしょう。一人ひとりの選手について深掘りするのもやってみたいと思っていますが、それはまたの機会にさせていだければと思います。

遠藤有栖

この選手は完全に推しです。見た目が好きってのもあるし、WRESTLE-1の頃にアイドルとしても見ていて気になっていたのもある。試合を見た時に突き刺さるような重みのあるドロップキックでこれはいいなぁというところから応援しています。

アイドルだったからこそのリング上での立ち振る舞いの堂々さもずっと気になっている理由かもしれない。

2022年は鈴芽とのタッグであるありすずがでいじーもんきーに進化してマジラビのタッグのタイトルマッチを戦うなど着実にステップアップをしているのが楽しみで来年は更にタイトル挑戦の機会が増えるといいなぁと思うところです。

技も二段式ミサイルキックの磐梯山をお披露目し、必殺技の鶴ヶ城のバリエーションも雪崩式、断崖式と幅広い技を瑞希とのシングルマッチで見せていてこれからの楽しみが止まらない。

中島翔子

1年の中の長い期間、東京女子の中心で戦っていたのが中島翔子で3月の両国国技館での山下美優とのタイトルマッチでプリプリ王座を奪取してから10月に坂崎ユカに奪取されるまでの7か月の間に4回防衛していった。

山下美優に勝つまでの真っ直ぐな気持ちから奪取してから毎回、タイトルマッチ後に真っ直ぐなメッセージを投げかけるのが自分も頑張ろうという気持ちにさせてくれてたまらないチャンピオンだった。

中島安里紗

一度しか見なかったのだけどこんなすごい選手がまだまだいるのかと驚かされた選手でストロングスタイルでの戦いを見せていた。

バチバチというか痛みが伝わるというかぶっとい女子プロレスの戦いを宿していて推しの東京女子でも女子プロレスのトップとして語られることが多いスターダムでもみなかった雰囲気の戦いで怪我をして復帰して復帰戦で王座に返り咲く強さがあって2023年はもう少し生で見たい選手になっている。

真白優希

2023年も見たい選手もいれば見れなくなった選手もいる。この選手はその中の1人で大晦日の大会で引退した。

かわいらしい選手でアイドルレスラーとしてアイスリボン で活躍していて、アイスリボン のタイトルの中で最も重要なものとして位置付けられるICE×∞王座争奪トーナメントで決勝戦まで勝ち上がるも安納サオリに敗れるなど惜しい戦いを見せていた。

ふわふわな雰囲気の中でテープで相手をぐるぐる巻きにしたり自分でガチャ王なる謎のベルトを作ったりと他にはない戦いで魅力を放っていた。プロレスを始める時から決めていたこのタイミングでの引退ということで悲しいと感じつつもお疲れ様でしたと言いたい。

鈴木みのる

今年もやっぱり目が離せなかった。新日本プロレスを主戦場にしながら他の団体やプランギャズの興行にもスポットで参戦してプロレス王として唯一無二の戦いを見せていた。

最後にはX年続いた鈴木軍を解散して選手たちはそれぞれの道を進むことになるのだけど本人はどうなるのか。新年早々に全日本プロレスに参戦するようで新しい戦いの場とするのか他の団体に向かうのか引き続き気になる選手である。

ジョーイ・ジャネラ

ここからは2番目にたくさん現地観戦した団体であるDDTの選手の紹介に入る。1人目はジョーイ・ジャネラでアメリカのインディーでは確固たる地位を築いていた選手らしいのだけどここまで実力があるのかと思っている中で彰人との蛍光灯IPPONデスマッチではプロレス脳を見せた。

勝俣瞬馬とのデスマッチでは本業の激しさを見せてD王ではオーソドックスな戦いでも実力を発揮し続けた。当たりの外国人選手だったと感じさせてくれた。

カーラ・ノワール

もう1人のDDTに参戦した外国人の中で驚きだった選手で評判通りの入場の派手さは評判通りであることに重ねて、U系というのかクラシカルというのか裸足の中で関節技や踏みつけなど痛みの伝わる技で入場とは違った魅力を見せてくれた。

年末も来日して噛み合った4WAYマッチを見せていて2023年も重ねて来日するチャンスがあるのではと楽しみな選手だったりする。

遠藤哲哉

DDTの日本人選手で印象に残ったといえばやっぱり遠藤哲哉でしょう。やっとの思いで竹下幸之介越えを果たした上で自分の時代を作るためにベルトを巻いた矢先にさいたまスーパーアリーナの大舞台で他団体の中嶋勝彦に張り手で倒されるという事件が起こってしまった。

そんな厳しい中でベルトを返上して折れてしまうのではないかと心配になりつつも復帰して樋口和貞とタイトルマッチを戦いわD王GPでもシングルマッチを連戦してみせた。プロレスラーとしての心の強さを感じさせるストーリーだった。

樋口和貞

今年のDDTの戦いの中心で覚醒してメインイベントですんごい試合を連発したのがこの樋口和貞でしょう。

遠藤哲哉が倒れたリング上にいるにも関わらず何にもできずだった。でも、DDTを支えるために王座決定戦トーナメントを勝ち上がって優勝した。そこから遠藤哲哉、竹下幸之介、坂口征夫、上野勇気と立て続けに撃破してリングの中央で無骨で不器用ながらもまっすぐな言葉でDDTのビッグマッチを締め続けた樋口和貞が自分の最も印象に残った選手でした。

2023年はどんな選手に会えるのかも楽しみだし、新しい魅力的な選手に会えるのも楽しみだったりします。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。