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東京女子の3WAYは1つの魅力コンテンツだと実感した試合 東京女子プロレス「Tokyo Joshi 2022 Winter」2022年3月5日 ハイパーミサヲ VS 愛野ユキ VS 遠藤有栖

総合格闘技ではなく、プロレスの駆け引きの中で2対1になったり目まぐるしく組み合わせが入れ替わりながら戦う頭の良さが必要なのが3WAYでプロレス脳が鍛えられる試合形式なんだろう。東京女子には自らを3WAYの神とするハイパーミサヲを中心に戦われ、マイクアピールを通じていろんな工夫を見せてくれる。3WAYマッチのベルトにはアイスリボンのトライアングルリボン王座があるのだけど、東京女子にもあってもいいのでは?と感じる試合の完成度がある。

今回は若手で3WAY未勝利の遠藤有栖と3年以上ぶりの愛野ユキがハイパーミサヲを戦うマッチメイクになっていた。「2対1になればいい」というミサヲのアドバイスから最初は組んだ愛野ユキと遠藤有栖だけど、「OK。1対1、1対1」とつぶやきながら戦う愛野が戦いの中心になっていった。迫力ある攻めを見せる愛野に対してミサヲと遠藤はリング全体を使って撹乱してからのスプレー攻撃を見舞っていく。この動きも3WAYっぽくていい感じ。

最後はミサヲが上手さで遠藤から3カウントを奪うのだけど、その前の遠藤の鶴ヶ城カットから愛野のセントーンカットはスピーディーで見応え十分のやり取りだった。3Wayは東京女子の隠れた魅力だと実感した戦いでした。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。