東京女子プロレスの中で推している選手が何人かいるのだけど、その中でも遠藤有栖がたまらない。デビューは2021年の1月4日ということで鳥喰かや、荒井優希に次ぐ3番目に選手歴が浅い選手絵ドロップキックの重さとアイドルをやっていたことによる(?)度胸と感情の豊かさがたまらない。
今回の相手は半年先輩の宮本もかで自分たちよりも後にデビューしたSKE48の荒井優希が第3試合でシングルマッチということもあって抜かされている悔しさも透けて見えるような熱の入った試合になっていた。
東京女子の試合らしく握手からグラウンドのオーソドックスな攻防で始まり、遠藤が重みのあるドロップキックで先制した時にはテンションがあがっていた。互角の戦いの中で前半は遠藤ペースの試合ながら宮本は荒井優希と組んでこの大会で決勝戦が行われる「第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント決勝戦」で拷問技である羅生門を武器に準決勝まで勝ち上がるなど成長著しく、空手殺法で返していく。
遠藤もセカンドロープから両足ジャンプでトップロープに乗ってその反動を活かしてのトップロープからのミサイルキックなどこれまで見せていなかった技で成長の跡を見せていく。試合は若手同士の負けたくない気持ちが全面に出たいい試合で、説得力を増している羅生門で宮本がギブアップ勝ちを奪った。日々の試合の中で成長してきていることがわかる若手2人の6分2秒のシングルマッチだった。
Positive Chain ’22 | DDTプロレスリング公式サイト
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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