総合職共働き人事コンサルのブログ

2011年1月4日の朝日新聞で気になった記事~教育問題を扱う記事、ウィキリークス 旅客機営業~

 朝日新聞に1月から変わったのでちょっと気になった記事があったら書いていこうかな。の2回目。
①1面など 教育問題を扱う記事全般へ
 最近、教育関連の記事がものすごく多い。運営していた大会にも取材が入ったけど、なんか自分の中で疑問がある。「教育の本質と方針は問わないのか?」ということである。基本的に教育に関する記事は「変わった取り組みとしてこんな感じがあります。参考にしてみてはどうでしょうか?」という内容。
 教育って変わった取り組みではなく日々の学校教育や教育現場の現状が問題じゃないのかな。高度経済成長期に必要な画一的な人材育成を得意としていた日本の教育が社会で通用しなくなっている今、情報リテラシーを鍛える授業や自分の意見を考え、伝える能力を鍛える授業が必要な時代となっている。というのがこひやまの見かたなのだがいかがだろうか。その点、つまり日常的に行われている教育の内容について問う記事などが少ないんじゃないかな。確かに変わった取り組みは興味をひくが根本的な解決にはつながらないと思う。
「(教育 あしたへ:3)できる子、伸ばせ 世界レベルへ選抜合宿」
http://astand.asahi.com/perfect/full/morning/dtsample.html?iref=whatsnew
②4面 ウィキリークス 旅客機営業
 ウィキリークスで外交官が国の旅客機を営業を行っていたという内容。創設者が公判中というウィキリークスの内容を載せることの問題を一番感じた。大手マスメディア(特に日本の)が創設者が公判中というウィキリークスを批判している傍ら、ウィキリークスの情報を参考にして記事を作ることの意味をもっと考えた方が良いんじゃないかな。
「米外交官、ボーイング機セールス 流出公電で明らかに」
http://www.asahi.com/international/update/0103/TKY201101030285.html

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。