総合職共働き人事コンサルのブログ

陰謀論が増えないといけない日本。

 刺激的な一日だった。残念なのはこれから英語のリーディングをこなさないといけない事。そんな事はどうでも良くて、今日、強く思ったのは陰謀論の必要性。想像力を働かせる事。そして、その想像について議論する必要性。
 講義の国際制度論では見えない権力の重要性を学んだ。明らかな力はそんなに大きな力ではなく、議論に問題を上げない力の方が大きく世界を動かしている。宗男議員の判決タイミングへの疑問(ちょっと問題にあがってる?)や、そもそも日本に米軍基地が必要なのか?という問いを表面化させない力である。
 911映画祭では、「911のビル崩壊は飛行機突入が原因ではなく発破解体ではないか」という趣旨の映画だけ間に合って見る事が出来た。その映画は911に対する疑問をぶつけて終わっていた。
 その映画の後に行われたのは田中宇さんの講演会。911に関する映画が911に対する疑問で終わっている事に懐疑的な見方を示した。また、なぜ、911が起こったのかを仮定で良いから示す必要性を強く訴えた。
 大手メディアが全て陰謀論を唱える必要があるとは言わない。(少しは唱える必要はあると思うが。)日本において、事柄のみを伝えるやり方が蔓延しており、事象から何が想像出来るかを示す動きが必要である。
 大手メディアではないブロガーやコラムニストや大学などの教育機関で物事を知るだけでなく、物事から類推し物事の裏を想像する必要がある。それは権力に力を預ける事を生まれながらにして強制された自分達の責務。
 画像は権力に人々が力を預けた事を示すホップズ「リヴァイアサン」を示す絵。
Hobbes-leviathan.jpg

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。