総合職共働き人事コンサルのブログ

自分がやるべきことは。日常と非日常の混ざった都心部で。~2011年3月11日、東京も自分も考えるきっかけとなった日 Part4~

今回の出来事。これからも続いていく出来事だけど、いろいろ思った。不謹慎と思われる内容もあるかもしれないけど、いろいろ綴っておこうと思う。今、思っている事だし、時間によってなくしたくないことだから。書いておくことが大切だと思う。たとえ、自己満足であっても。自己満足以上を目指す。4つ目。
こひやまは東京をさまよっていろんなことを11日、12日の2日間で考えた。11日の避難~家までの話は
「こひやまの3月11から12日の足取りと気持ち・新宿から中野そして、千葉へ~2011年3月11日、東京も自分も考えるきっかけとなった日 Part3~」
http://kohiayu.blog5.fc2.com/blog-entry-442.html
12日の葛藤は
「2011年3月12日に自分は何をすべきだったのか<就職活動とバイトに行った自分>~2011年3月11日、東京も自分も考えるきっかけとなった日 Part1~」
http://kohiayu.blog5.fc2.com/blog-entry-439.html
を見ていただければ幸いです。
今回は、避難中に触れた東京の日常と非日常が混ざり合っていたことについて。まず、この写真を見てほしい。
HIS
前のブログにも上げたが、避難中にHISと思われるバイトの人が袋を配っていた画像。ここでHIS批判をする訳ではない。そんな、小さな問題にはしたくない。今回の地震、被災地はひどいことになっている。でも、都心部では地震が破壊し尽くさなかったことによって日常と非日常が混ざり合っていた。そして、これが、非日常にある人に辛さを与えていたと思う。
非日常とは、もちろん地震によって強い影響を受けた人である。帰れない人、親戚と連絡を取れない人、そして、携帯はつながらない。公衆電話には長蛇の列である。そして、現地の映像。死者もどんどん増えていく。
私は地震の時に新宿から中野に移動した。中野で18:00ぐらいから翌朝の4:30まで中野で過ごしたんだけど、そこでは、帰れない多くの人へ飲み屋の客引きを行い、ティッシュ配りを行い、商店街は普通に営業をしている。閉まっている店はあるけど、auショップは開いていて充電をしてくれるけど、定時の20:30に閉まる。なんか違和感。
この中途半端さが帰れない人にとっては物凄くつらい。まあ、次の日になれば帰れると思えただけマシなのかもしれないけど。
地震によって都心部では非日常が増え、日常と非日常の状況が混ざり合っている状況が作り出された。そのことによるストレス、そして、現地の状況を見る事によって自分は何もできないジレンマにさいなまれる。
でも、自分のやるべきだと思う事を続け続けることが大切なんだと思う。それが、家でのんびりすることでも、blogとかtwitterを書き続けることでも、ボランティアをすることでも、お笑いDVDを借りてきて見る事でも、寄付する事でも。なんでもいい。自分が本当にやるべきだと思う事を続けることが1人1人それぞれがこの状況を乗り切るために大切な事なんじゃないかな。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。