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日本語英語で、世界と戦い、中に入り、感謝された日本人 「F1 サムライの涙~音速を駆けぬけたプロフェッショナル~」

「F1 サムライの涙~音速を駆けぬけたプロフェッショナル~」フジテレビ 2010年12月26日放映
 今年、F1にタイヤを提供していたブリジストン撤退と今年のF1チャンピオン決定について。世界に認められた技術者であるブリジストンの浜島裕英氏のF1ラストレースである最終戦アブダビGPからF1とはを紐解く。
 F1今シーズン最終戦、チャンピオンはレッドブルのベッテル、ウェーバー、フェラーリのアロンソ、マクラーレンのハミルトンが争っており、アロンソがトップ。2位でもチャンピオンという有利な立場だった。そして、その最終戦は1997年からF1にタイヤを供給し続けたブリジストンがF1から撤退するシーズン。ブリジストンがF1に参戦し、シューマッハ(一番ワールドチャンピオンに輝いたドライバー)に「くそタイヤ」とまで言われながら開発をし続けたブリジストンの浜島さん。本当に誇れる日本人。
こひやま的ポイント
1、英語と浜島さん。~英語が出来ない中学生へ~
 各レース前に何回も行われる綿密なミーティング。もちろん日本人だけではない。そんな中、明らかに発音が日本語っぽい英語を話す。それも世界のトップレベルの技術者。シューマッハを始めとするドライバー、F1の歴史上の人物であるチームスタッフとも。それでも、しっかり伝える。英語が苦手という日本人。特に中学生に見せてあげたい。それでも、通じる。テレビなど周りで見る英語の発音が良すぎるのが英語をあんまり話したくなくなる理由の1つじゃないかな。英語の発音が悪くても世界で活躍している日本人は居る。中学校の文法をしっかり学べば通じる。
2、チャンピオン争い、決定と浜島さん。~タイヤと勝負~
 レース前、練習走行後、レッドブルのベッテルが浜島さんへ話しかける
ベッテル「アロンソのタイヤと比べてどうたった?」
 浜島さん「君の方が比較的うまく使えてるよ」

 ここまでの会話をするんだなと思う。こんな会話をリアルに捉えたカメラに物凄く感謝。
 結局、チャンピオンはレッドブルのベッテルが逆転で手に入れた。そんな中、浜島さんはアロンソがチャンピオンになれるチャンスを逃したと話す。
 浜島さん「アロンソのソフトタイヤはタイヤ交換をした時に悪い状況ではなかった。stay out(トラックに残ること)をするべきだった。」
 タイヤから見るチャンピオン争いと判断ミス。
 チャンピオンが決まった後に見ると物凄く印象的なシーンがあるそれは、レッドブルのクリスチャン・ホーナー?にブリジストンの浜島さんが「Never give up(諦めないで)」とアブダビGPレース前に言ったシーン。
本当に勝ったから。
3、いろいろ終わった浜島さん~魅力的な人と勝負師たち~
 レース終了後様々なF1チームのトップが異口同音に浜島さんへ「F1に戻ってくるのを待ってるよ」と伝える。お世辞かも知れないけど良い言葉。本当の気持ちのように見える。
 とにかくF1好きだったからかもしれないけど、良い番組だった!F1好きじゃなくても楽しめたと思うけど。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。