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小沢一郎氏叩きの継続 鳩山由紀夫前首相の「県外無理は方便」発言 自殺に関するつながり記事~2011年2月15日の朝日新聞で気になった記事~

 家で取っている新聞が朝日新聞に1月から変わったのでちょっと気になった記事があったら書いていこうかな。の17回目。
①1面 有罪になるまでは待とうよ。~小沢一郎氏党員資格停止の決定~
 前日、小沢一郎氏の党員資格停止処分を民主党執行部が決定したことに関して。社説はなかったが、天声人語で取り上げている。ずっと天声人語を読んでいるとやっぱりこれの筆者は小沢一郎氏が好きじゃないんだろうな。とりあえず、「新しい寺に来てくれという藩主の求めを、良寛は一句で断る。〈焚(た)くほどは風がもて来る落ち葉かな〉。暖も取れるし、どうにか暮らしていますのでお構いなくと。往時の菅さんも、強者にこびないのが売り物ではなかったか。万事に信念を貫けば、勢いは世論の風が「もて来る」ものを。」でまとめたように小沢氏への処分が甘い。ということを批判している。
 一番気になるのは「世論の風が「もて来る」ものを」という言葉を使って小沢氏への処分に関しても「万事に信念を貫けば」世論の支持が集まるとしている。
 そんなことはない!世間は本当に小沢氏の処分を求めているのか?起訴されただけで。まだ、有罪にもなっていないのにもっと厳しい処分をすることを求めるのか?有罪なら分かる。
 それも、検察審議会という通常とは違う形での強制起訴なのに。というより、起訴されても有罪されるまでは犯罪人じゃない。起訴されただけで議員辞職などを求めるのは議員の可能性を狭めるんじゃないか?小沢氏も国民に選ばれた国会議員である。もちろん自ら罪を認めた場合は別だが有罪になるまでは、あらゆる処分をすべきではないとこひやまは思う。

「天声人語」
http://www.asahi.com/paper/column.html
②3面  管首相が話すべき事~抑止力は方便~
 鳩山前首相がアメリカ海兵隊の抑止力を理由に県外移設を諦めたのは方便だったとした発言について。そして、「最初から私が(アメリカに)乗り込んでいかなきゃいけなかった。これしかあり得ないという押し込んでいく努力が必要だった」としている。今からじゃ遅いのか?抑止力が理由じゃないとするなら、政府にとって辺野古に移設する正当化理由はなくなっただろう。アメリカとの合意を理由にするのかもしれないが、沖縄の民意も移設反対と出て、県外移設を求めている今現在、この問題を大々的に取り上げ、話し合う時に来ているんじゃないかな。
 確かに沖縄の基地問題ではおなかいっぱいにならないし、沖縄県民以外の支持は得られないかもしれない。県外移設になったばあいは他の県から批判を受ける可能性もある。でも、現在、沖縄に基地があまりにも集中している異常状態にふたを閉めるのではなく、もう一度考える必要がある。

 管直人首相はなぜ、県外に基地を置くことが無理で、辺野古でなければいけないのかということを説明する必要がある。
③39面 自社賛美かもしれないけど、価値のある記事~命つなげる投書~
 
 夫を自殺で亡くしたについての投書によって新たな自殺を起こさなかったという内容をここまで大きく取り上げている。どちらも朝日新聞の「声」欄を通じたものなので、内部ネタと言われる可能性もある。
 でも、大きく取り上げたという取り組みは価値がある。新聞の1つの可能性でもあるし、自殺問題についても自分に身近なものとして考えることが出来る読み応えのある記事だと思う。内部ネタで自社賛美と言われる可能性もある。でも、記事にする価値はあるものだと思う。
「命つなげた投書 「死ぬ勇気を持つ前に、生きる勇気を」」
http://www.asahi.com/national/update/0215/TKY201102140409.html

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。