総合職共働き人事コンサルのブログ

安保理決議912~新たなる提案~

ルワンダの問題で多くの人が取り上げるのが
安保理決議912である。
関西大会でその決議について話しあい、新たな結論を出した。
「フランスを中心とする多国籍軍の派遣とUNAMIRの270人への縮小」である。
しかし、その結論に対して個人的には間違っていると感じ、
自分なりの解決策を書いた。
それが以下のものである。意見は受け付けるのでなんでも書いてほしい。
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決議の内容は決してルワンダを救えるものではなかったように思える。レビューでも話したが、ジェノサイドは止められるが、紛争は決して止めることができない、むしろ、フランスが介入したことによって紛争が過熱しジェノサイドの問題ではなく、紛争がかなり大きなものになり、難民や国内避難民が大量発生したのではないか。と考えている。ソマリアのように撤退することはなかったかもしれないが、ルワンダの問題を解決するには至らないのではないか。と思う。また、UNAMIRの安全は決して担保されずRPFのむしろ攻撃対象になってしまった可能性もあるように思える。
自分は会議を行っていて、全知全能の神がいた場合、この問題は解決できていたのか。ということを考えた。その結論として自分は1つの提案をしたい。その提案は2つの前提事項の上に成り立つルワンダの解決策なのだが、意見などを聞かせてほしい。
【前提事項】
1、その解決策以前に行われたジェノサイドを防ぐ方策ではない
皆さんがご存じのとおり、この決議912が採択される以前にも大量に虐殺されており、この人々への虐殺を防ぐには決議912では難しく、ベルギー軍兵士が暗殺される以前のUNAMIRの活動のマンデートが狭すぎることなどが問題であり、以下で提案する解決策はあくまでも決議912としてルワンダの問題を解決することが出来たのではないか。というものである。
2、兵士が集まる前提である
ここの問題を気にしている場合解決策の提示はできないため、これは提案された解決策にたいしては完全に兵士が派兵される前提で読んでいただきたい。国際問題を議論する際にこの点を度外視してはいけないのではないか。と言われるかもしれないが、ここは度外視しないと考えられなかった。
【解決策】
ルワンダ全土にUNAMIRを大幅に拡大する。というのが提案である。詳しく話すと、自衛の権利のみ持ち、装備も基本的に変わらないまま全土にUMANIRの兵士として派兵してはどうか。ということである。
なぜなら、殺害されたベルギー軍兵士は政治的な人物の護衛をしていて殺されたため、一般人を守っていて殺されたわけではないからである。また、ジェノサイドは兵士が駐留している場所では行われなかったことやPKOが送られている場所では紛争はルワンダの場合は休止するのではないかと考えた。なので、一活で大量の兵士をルワンダ全土に送ることによってジェノサイド及び紛争を止めることが」出来たのではないか。と考える。しかし、これも紛争を拡大する可能性をはらんでいることは否定できないが、採択された決議よりは拡大しないのではないか。
これが自分の提案である。意見など待っているのでよろしくお願いします!

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。