総合職共働き人事コンサルのブログ

報復はやめていいけど、理由が微妙では?(問責決議) マスメディアの抵抗に見えてしまう。(広島市長辞任会見)~2011年1月7日の朝日新聞で気になった記事~

 家で取っている新聞が朝日新聞に1月から変わったのでちょっと気になった記事があったら書いていこうかな。の5回目。2つの社説と雑記。
①3面 社説 明日は我が身だから報復をやめるの・・?~問責決議について~
 管首相が内閣改造について検討していることに伴って参議院の問責決議について考えている。結論としてはねじれがあり、政権交代時代には「明日は我が身」と考え、自制をすべき。ということ。これは、野党時代に民主党が問責決議を利用して自民党の政権運営にゆさぶりをかけた。その報復を今すべきではない。ということ。
 確かに問責決議に関してはそこまで気にするものではないと思う。法的拘束力の面でもそうだし政争の道具にされている感じがする。「明日は我が身」だからじゃなくて日本とその国民のために報復をして審議を遅らせるのは良くないのではというのがこひやまの意見。なんで、問責決議という仕組みがあるんだろ。調べようかな。
「「問責決議」考―報復の応酬を超えよう」(朝日新聞)
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
②3面 社説 やっぱりYoutubeはお嫌い?~広島市長辞任会見・社説へ~
 これについては
 「沖縄基地を切り離す経済? 谷垣さんへ番記者の提言 広島市長Youtubeでの退任会見~2011年1月6日の朝日新聞で気になった記事~」
http://kohiayu.blog5.fc2.com/blog-entry-309.html
でも書いたけどやっぱりマスメディアのニューメディア嫌いが露骨に出ている。確かに秋葉市長の市政運営には問題があった部分もあるのかもしれない。しかし、その説明を記者だけしか参加することが出来ない会見のみでするのではなく、普通では会見の内容を伝聞でしか知ることが出来ない国民に対して動画サイトを利用して伝えたことは評価できる事だろう。それを6日の記事から7日の社説にまで持ってきて批判するのは新聞の気持ちの表れだと思う。
聞きたいことがあるなら動画から情報を得て、それを踏まえて秋葉市長に質問を行えば問題はないんじゃないかな。この意見っておかしい?
 「秋葉市長が「マスコミを通すと、考えが正確に伝わらない」として耳の痛い指摘や質問を避けたいがために会見に応じないのなら、政治家としての見識を疑う。」と社説にはあるが、その「マスコミを通すと、考えが正確に伝わらない」という秋葉市長からマスコミへの耳の痛い指摘についてはどう考えるのだろうか。
 youtubeではさまざまなコメントがなされている。これは国民からの直接の批判。youtubeで会見をしなかったら出てこなかったもの。通常の会見を行っている秋葉市長が自分の大切な辞任会見をyoutubeにて行ったことはある程度評価されることでありマスコミはそれを見て質問を行いマスコミの責任を果たす。それとともに、マスコミは秋葉市長がyoutubeを使った意味をしっかり考えるべきだと思います。なぜなら、このようなことは必ずこれから増えていく。だから、この流れを否定しているだけではどうにもならない。
YouTube ポスター
「広島市長退任―会見で語ってこそ」(朝日新聞)
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
んで、社説の隣に大学生が参加する「未来国会」に関する記事があった。そこに、サークルの友人の名前があったのに驚き!こんなことやってたのか。
 

The following two tabs change content below.

小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。