総合職共働き人事コンサルのブログ

物語の真実のハードルは上がってしまっている 『名探偵コナン 67』

相変わらず続いている名探偵コナン。100巻までには決着がつくらしいので、読み続けています。

67巻は前作から続いていたゴスロリファッション殺人事件から始まり、明日が楽しみなおじさんの小さな事件、赤いTシャツと爆弾魔の事件に大テーマである黒の組織が絡んでくる。次巻に続くのは白鳥警部の恋物語前半。

相変わらずのこじつけや運任せのトリックだけど、小学生から読んでいるマンガだしやめられません。

小学校1年生ぐらいの頃から読み続け、工藤新一に薬を飲ませて小さくした黒の組織の目的とは何か、コナンは元に戻れるのか、黒の組織のボスである「あの方」とは誰なのか。少年マンガでは扱いにくい難しいテーマを残してしまっている名探偵コナン。大きな組織が持つ大きな目的と黒幕の正体、物語の真実のハードルは上がってしまっている。これをどう超えるかのみがこのマンガに課せされた最後の任務。

【引用集】

不確かでもろいからいいんじゃない!だから、心が通じ合った時にあったかくなれるのよ。もしも、それがガチガチで鉄板な都合のいいものだったら…あったくなれないっつーの!(36)<友情について>

「放っとけない」っていうのは…「好き」の仲間だと思うよ!(142)

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ちょっと反則レベルだった。「名探偵コナン 73」

大きなテーマが進みそうな時にはワクワクしてしまうし、だからこそ買ってしまう。 『名探偵コナン 74 (少年サンデーコミックス)』

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。