立ち寄った古本屋で、みんなが良いって言ってるんだし、一応、読んでみよう。と思い、購入した本。みんなが良いって言っているものをどっちかと言えば買うのを避けている自分だけど、それじゃよくないだろ。と思い、ベストセラーを何冊か買ったんだけど、その中の1冊。
ものすごいSPEEDで読みきれた。1時間もかけずに、読みきれるんじゃないかと思ってしまうぐらいスイスイ読める。ひねくれ者な自分は
P9 幸せは、お金が決めるものじゃない。
自分自身の、心のあり方で決まるんだ。
と言い切っているプロローグがイヤだった。だって結局、貧乏自慢かよ。と思ってしまうし、相変わらずの綺麗ごとですか。と思ってしまったから。
本の内容はいきなり、ばあちゃんと暮らすことになった幼少期の島田洋七さんのおばあちゃんとの貧乏暮らしの話。
やっぱり、貧乏エピソードに溢れていて、ウソのような苦労話が載っているし、これで楽しいとか幸せとか言えるのか。と思った。
今、ある程度のお金持ちに著者の島田さんはなっているからそんなことが言えるんだ。ずっとそんな生活だったら幸せなんて、言えないだろ。と読みきった今でも思う。だけど、本の中で、楽しさや幸せを感じてしまうのが悔しい。
今の生活から貧乏になりたいとは思わないし、そのためにがんばろうと思っている自分。だけど、少し気が楽になったし、他人を攻撃して傷つけてでものし上がろう。とか思わなくなったし、もし、ダメになっても、心の持ちようでほどほどに楽しんで生きられるんじゃないか。と思えた自分が居る。綺麗ごとかなぁ。とも思うけど。
そして、P144の勉強についての話はクスッとさせた。
「英語が分からない」という悩みに対して、「私は日本人です」と返せば良い。と話し、「漢字が苦手」という問題に対して「僕はひらがなとカタカナで生きています」と書けば良いとアドバイス。そして、「歴史が嫌い」という相談に対する返しの三段オチが決まっている。これこそ、三段オチ!と思った。
とりあえず、がんばろ。とりあえずさ。ほどほどに。と思わせた。ただ、ただいい本。☆4つ。半年に一回ぐらい読んで元気をもらう本なのかな。
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小檜山 歩
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