総合職共働き人事コンサルのブログ

具体性のない「がんばろう」は励ましではなく、自分から地震を遠い距離に置く逃げだ

がんばろうと言うことによる逃げではないか。という話。
「がんばろう日本」の「日本」にもし、「日本人」を含むなら自分も含む。「がんばろう」と自分が言われているなら「何を」「どうやって」「何のために」がんばればいいのか。がんばろうと、テレビのスタジオで、ロケ先で言うことに何の意味があるのか。
がんばろうと言われなくても、生きるために、就職するために、お金を稼ぐために、いろんなことをそれぞれが「がんばって」いるのである。それに対して、「がんばろう」と言うことの疑問。「何を」「どうやって」「何のために」がんばろう。と伝えているのか。そして、「がんばろう日本」と言っている大多数の「日本人」。あなたは「日本」の一部ではないのか。その「がんばろう日本」と言っている自分はどこに居るのか。「がんばろう日本」と言っている自分はどこに居るのか。がんばろう日本の「日本」の中にあなたは入っているのか。入っているなら、「がんばろう」と自分に呼びかけているのか。入っていないなら、それはこの地震を他人行儀で見ているだけではないか。
「がんばろう日本」とおおっぴらに言うのではないく、それぞれが頑張ればいいんじゃないか。わざわざCMや番組で言われてがんばろうと思えない。東京と千葉を往復し、現地に入っていないからこんなことを言えるかもしれないけど。
具体性のない「がんばろう」は励ましではなく、自分から地震を遠い距離に置く逃げだ。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。