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「人が死なないミステリー」に惹かれた万能鑑定士・凜田莉子の物語。『万能鑑定士Qの事件簿 I 』

 入手経路

千葉県・北習志野駅の本屋・「すばる書店」で
「人が死なないミステリー」という帯に惹かれて衝動買い!

概要と感想

なんでも鑑定できる万能鑑定士凜田莉子(りんだりこ)の物語。マンガです。
原作は松岡圭祐さんの小説で角川文庫で発売されています。

「人が死なないミステリー」という帯を見て、
絵も嫌いじゃないし、ということで買ってみました。

力士シールの取材を行っている、角川書店・『週刊角川』の小笠原悠斗。
原稿〆切ギリギリだけど、頼んでいた鑑定士に断られてしまう。
なんとかネットで見つけた鑑定士の店へ。
そこに居たのが、万能鑑定士・「凜田莉子」。

若いし、一人でやってるけど、本当に大丈夫なのか、という
小笠原の不安をよそに、偶然居合わせた絵画の鑑定に目を見はり、
咄嗟に見せた時計だけでプロフィールまで鑑定されてしまう。

力士シールの分析をしていく中で、他の事件にも関わっていく。
帯の通り、人は一人も死なない。いくつかの事件を見聞きしただけのアドバイスや
警察を動かすことで解決していく。

ただ、最初にお願いをした力士シールの問題はピースは集まり始めているけど、解決できてない。
そして、万能鑑定士「凜田莉子」とは何者なのか、不穏な動きがある『週刊角川』の編集部。

いろんな「次回へ続く」を含みながら2巻へ。
元々の小説はそれなりに完結しているので、こっちを読んでも面白そうです。

スペクトルフォト、フランス人が4を指で表すやり方、ソーセージの切れ込みの向き、
ペリペリ剥がすハガキの秘密、エラーコインの種類、バナナの輸入、
摩周湖のおかしさ、音のマスキングなど。楽しめる小ネタがいっぱい。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。