プロレスについてやらせとか、怖いとかがどうでも良くなる理由～2011年3月6日（日）ゼロワン10周年記念大会「プロレス」公式パンフレット～

小檜山歩

14年前

ZERO1観戦で衝動買いをしてしまった。観戦記は以下から。
「大谷がリングに一人座って、コーナーに祈りをささげている姿が頭に焼きついている～2011年3月6日（日）午後3時開始：ゼロワン10周年記念大会「プロレス」：両国国技館～」　http://kohiayu.blog5.fc2.com/blog-entry-435.html
久しぶりのプロレス観戦に興奮して、買ってしまったパンフ・10周年の特別インタビューなどが入っている。
１，橋本大地インタビュー

大地　あと・・・・僕だけでできることじゃないですけど“新・闘魂三銃士”ができたらいいなと思っています
――大きな夢ですね！　あと2人必要になりますけど、それは・・・
大地　蝶野さんの息子さんと武藤さんの息子の、宗次郎を巻き込んで、勝手に思っているだけですけど。いつか実現できたらいいですね。

夢物語かもしれない。でも、いい案だと思う。この大会での蝶野正洋戦も次の武藤敬司戦もその道のスタートラインかも。でも、社長の大谷さんの方が凄い夢を持っている
２，大谷晋二郎インタビュー

大谷　まだ橋本真也と大谷晋二郎は決着をつけるべきじゃないんだ、と。だって考えてください、橋本さんって、引退してないでしょう、まだ。
――あ、そうですね。確かに。
大谷　橋本さんの引退試合なんかやりました？
――やってないです。
大谷　やってないでしょう。橋本真也ってまだ引退してないんですよ。何を非現実的なことを言っているんだと言われたらそれまでだけれども、僕の中では橋本真也とお大谷晋二郎はまだ決着がついてないんですよ。その決着をつける舞台ってゼロワンしかないでしょう。そういった思いを僕がゼロワンという名前を絶対守るんだという気持ちの中に思っている理由の１つではありますよね。
僕だってバカじゃないから分かりますよ。もう不可能なのは分かっている、亡くなられているんだから。でもそれぐらいゼロワンというのは絶対なくしちゃいけなんだという気持ちというのをこの思いで分かってほしいですよね。橋本さんが亡くなって分かったですよ。あの試合はそうだったのかと。あそこで橋本さんなり僕なりがきっちりどっちかがスリーカウントでギブアップを取ったら、一応の決着がついているわけじゃないですか。
――そうですね、その時点で。
大谷　分かっているんですよ、あり得ないことだ、そんなことはと。でもいつか橋本真也が生き返って大谷晋二郎と戦う、そのときにZERO1ってなきゃだめなんですよ。すごい。プロレス『スター・ウォーズ』みたいな話になって申し訳ないけど、本当にそのぐらい思っているというかね。ばかだな、何言っているんだと言われるのかなぁ。
――いやいや、そんなことないですよ。もちろんZERO1を続けているということで、たとえ夢みたいな話であっても、そういうことが生まれる可能性はなくなっちゃうわけですからね、その場所がなくなったら。
大谷　でも、もしかしたらですよ、その僕が夢みたいに思っていたものがもしかしたら橋本大地というものを通じて実現する可能性も十分あるわけでしょう。もしかしたら大谷晋二郎なり橋本真也の決着って、橋本大地が背負ってやるのかなという気も僕の中で正直あるわけで。今は無理ですよ、今はまだまだ全然細い。でも、あいつが本当に一人前になって誰もが認める本当に真のプロレスラー。だとなったとき・・・・負けるなんて言いたくないけど、全力で、思い切り戦って橋本大地に負けたときは僕、たぶん号泣しちゃうと思うね。

100％無理かもしれないけど、それを本気で話しているように読めるので、100％無理とは思えなくなっていく。それが橋本真也との決着の話。でも、橋本大地との関係の話は十分ある気がする。今は勝てないけど、いつかは。と思う。その時が、社長交代かもしれない。そして、一人のレスラーに大谷晋二郎が戻るのかな。2人のタイマン勝負は見に行きたい。
３，そして、最初の挨拶

プロレスとは・・・・・見ている人に元気を与えるもの

その通り。元気がでる。やらせとか、怖いとかどうでも良くなる理由がここにある。この大会は3月6日、そして、3月11日に地震が起こり、東北での大会は中止になり、関東の大会も節電しながら行われたり、中止になったりしていた。でも、自分は中止にせずに出来る範囲でプロレスを行うべきだと信じている。その理由は、興行を行わず、プロレス団体が潰れて欲しくないという理由。そして、プロレスは人に元気を与えるから。プロレス好きだから、こう思うのかもしれないけど。

Web

ZERO1オフィシャルブログ　【ZERO1 SERIES CARD＆RESULT】 powered by ZERO1: 3/6両国国技館「プロレス」