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セクシャルマイノリティの日常を映し出す。ということに尽きる映画 中川あゆみ監督「ココデハナイドコカ」・「ドキュメンタリー☆レインボー化計画!vol.1」

「ドキュメンタリー☆レインボー化計画!vol.1」で見た映画の一つ目。
ゲイである監督の弟の生活を追ったものもの。
新宿が一番馴染んだ町である弟。
新宿を「みんなが何者かになろうとしている。日本中から人が集まる」街として語る。
27歳で仕事とファッションの専門学校に通っている弟。
ナレーションも担当している。心が入っているのか入っていないのかよく分からないナレーション。
長続きしない恋。セクシャリティについての語り。
家族にはカミングアウトしていない。
仕事でも悩み。服は自己表現なのに、ファストファッションのブランドへ。
脚を踏み出す場所を間違えた?4ヶ月で転職先を探すように。
そして。いろんな恋人の話。サトシやカズマ、
「ゲイに生まれて良かった」と言いたい。
ゲイのカップルの純愛シーン。
別れていたカップルが「やり直すか」どうかで悩み、片方が泣く。
欝を抑える薬を飲む。「眠るように死んでしまえばいい・・・」と思う弟。
「どこに向かって生きて行けばいいんだろう?」という言葉、
セクシャルマイノリティの日常を映し出す。ということに尽きる映画だったのかな。と思う。他にも、欝の話や仕事の話、恋愛の話なども絡んでいたので、1つ1つの出来事にフォーカスしながら語っていく連続短篇集の方がいい気がした。それぞれの話について、もう1つ、2つ深く立ちあっても良いんじゃないか。と感じた。深く立ち入った上で、それぞれ、60分ぐらいに仕立てるといいのかな。少し当たり障りのない雰囲気だったのが嫌だったかな。
続編も描けると思う。というか、続編が気になる映画。☆4つ。
思うことがあったり、良いと思ったり、反論があったり、おかしいと思うことがあったり、質問があったり、言いたいことがあったり、
同意があったりしたら反応をして頂けると幸いです。なるべくというより出来る限り私も反応します。
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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。