キリストとブッタが今の東京のはずれ、立川のアパートに
2人で住んでいたらどうなるの?という設定で、
2人の日常生活を描き出す。
もちろん、キリストとはあのキリスト教を始めたイエス・キリストで、
ブッタとは、仏教を始めたブッタ。
その2人がなぜか天界から日本の立川に降りてきて、
そんなに裕福ではない生活をしている。じわじわとサブカルチャーの世界で
話題になり、最新刊は7巻まで出版されている。そのスタートとなった1巻。
キリストとブッタというネタの宝庫である2人に目をつけて、
現代に登場させた時点で、作者のアイディア勝ちと言える。
どっちかっていうと、キリストネタで自分は笑うことが多い。
ネタの数も多いし、キリスト教を高校で少し勉強した、というより、させられたので、
クスクス笑うんだと思う。細かい設定をする最近の漫画と違って、
下界に2人が来たのは休暇とだけしか書かれていない。
それがすがすがしさを感じさせる。
笑えたエピソードトップ5は
5、手塚治虫の「ブッタ」を買うブッタ
4、3等は等身大自分フィギュア
3、石をパン、水を葡萄酒にしろ
2、洗礼の形式が決まった理由
1、ジェットコースターでのブッタ・ハンズアップ
かな。
キリスト教とか、仏教のネタを知らない人は少しつらい気がしなくはないけど、
2つの宗教の雰囲気を知る入門としても良いのかもしれない。
率直な面白さに☆5つ。
1、 仏教・キリスト教を少し知っている人
2、 ユーモア好きの人
3、 仏教・キリスト教の雰囲気を知りたい人
におススメかな。
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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