ぼんやりな話。～バレンタインデー

小檜山歩

14年前

こひやまはなんとか家族以外からもチョコをゲットしました！良かった。

バレンタインから一夜明け、いろいろバレンタインデーについて考えてみる。
まあ、バレンタインデーにはあんまり良い思い出がなかった。高2のバレンタインまで、バレンタインデーに彼女が居たことがなかったから。クリスマスも同じ。
でも、高2の時にもらったがトーショコラは格段に美味しかった。レンジでチンをするとチョコが溶けて最高。人生で一番おいしかったケーキかもしれない。
閑話休題。書きたいのは中1のバレンタインデー。キスをすれば子どもが出来ると思っていたこひやま少年が少しずつ知識を蓄えてきたころ。
同じクラスに好きな子がいた。でも、少年は野球一筋であり、その日も朝のロードワークでヘトヘト。で、午後も練習。開始まで残り30分。20分以内に部室に行かないといけない。いつもならすぐに部室に行って準備をしたりおしゃべりをしたりする。でも今日は1年生の教室がある3階でうろうろ。２階と３階の階段を行ったり来たり。早く行かないとマズイ。でも、１つぐらいチョコが欲しい。そんなことを思いながらウロウロ。「自分は何をやってんだ」と思いながら、あと５分ぐらいになったその時。好きだった女の子が部活に行くために教室を出てくる。階段ではち合わせになり、「余ったからあげる」と既成品のチョコを１つもらった。ふつうのチョコの味。でも、今でもぼんやりと思いだす。
でも、ぼんやりだから、ちょっと間違ってたり、脚色が入ってるかもしれない。そんな話。