ほっこりする。買いたいね。「ねこタクシー」

小檜山歩

13年前

カンニング竹山さんの主演映画。前にラジオで本人が語っているのを聞いて見たくなり、とりあえず、借りてみた。

ダメなタクシー運転手がねこを自分の乗せたことから始まる物語。
万年最下位の運転手。家族は優しい妻と思春期で父親に反抗するようになった高校生の娘。元々は教師だった。
猫との出会い。

まずは、猫がお客さんを癒してくれる。
でも、猫のせいで騙されてもいる・・・
「猫ババア」・・・
女性ドライバーの悩みも。
「猫ババア」の家へ。

家でも違ったいい影響？
「父さんが自分のやりたいことを話しているのを見たの、初めてだったから。」
土下座までする。
いいタクシーになっていくのかな。
売上もとりあえず、上がった。
でも、一匹が懐かない・・・
「猫は嫌なものはとことん嫌がる。」

水木一郎さん登場！
検索エンジンが「Beagle（ベーグル）」って（笑）
法律との齟齬。動物取扱業への登録が必要。官庁との問題。ねこを乗せたタクシーはいいのか？という話。
「もう、ダメかも。」という弱気・・・
教師失格で辞めた・・・
目が見えない子と盲導犬を乗せる。
申し立てをする勇気。
動物への傲慢と信用。
資格を取る決心。
夫婦もほっとする間に。
ねこトラック。
そして、合格。ハッピィーエンド？

最悪を考える官僚の難しさ。
動物に囲まれて育った検査官。
人を信用しすぎるんじゃなくて、信用してなかったから
いろんなことを避けてきた。という語り。
学んでいった。完璧なハッピーエンドにはならなかった。
ありきたりなのかもしれないけど、いい。
心が透き通る。
ほっこりする。買いたいね。☆5つ。

オチは意外だったけど。