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なんで、こんな空気感だったんだろう。このシリーズは買い続けてしまいそう。 『燃えろ!新日本プロレス 1号』

本でもDVDでもない、DVDブックなのかな。と思う。薄い雑誌調のものと、
試合が収録されたDVD。
アントニオ猪木が始めた、新日本プロレスの映像。
隔週らしく、一回目は880円。二回目は倍ぐらいの値段。でも、買いたい。
プロレスの歴史を映像と共に見る機会はなかったから。
全日本プロレスとかNOAHのこういうものも出て欲しい。
本もいろんな事が書いてある。必殺技の話とか。
でも、そこまで印象に残らなかった!やっぱり、DVDっしょ。
昭和プロレスを字でいくら説明しても、今の技とか試合の方が凄い。
と思ってしまっている自分。
ということで、それを確かめるために、DVDへ。
<DVD>

第1回IWGP優勝戦、砕け散った世界制覇の野望(1983年6月2日 蔵前国技館)
アントニオ猪木 vs ハルク・ホーガン

実況が古舘伊知郎。時代を感じる。
オチは有名すぎるけど。
アントニオ猪木の入場から。すげー、コール!もみくちゃ。
ケロちゃん(田中 秀和リングアナ)も若い!
完全な猪木コール。
グラウンドがかっこいい。
今よりも、ピリピリしているように見える。
二人とも大きいからその大きい二人が
グラウンドをやるからかもだけど。
綺麗じゃない、技も凄くない。でも、最初から引き込まれる。
技じゃなくて、空気に人は魅了されるんだな。
迫力もすげー!
そして、エプロンにあがった猪木にアックスボンバー!
すごい展開。舌出しで失神負け。
絶対今なら大ブーイングだけど、それをさせない空気感がある。
観客がリングサイドに。
ホーガンがIWGPチャンピオンに!

若き格闘王が、猪木に挑む!(1983年5月27日 高松市民文化センター)  
アントニオ猪木 vs 前田明

前田明の試合は見たことない。それも、アントニオ猪木戦!
かっこいい!
すんげー張り手!
弓矢固めもすごい。
古舘さん、自己中だな。
外が入ってこれない・・・
卍固め。スムーズ!
延髄斬りで勝利。なんか、納得させる空気感なんだよな。

猛虎伝説はここから始まった!(1981年4月23日 蔵前国技館)  
タイガーマスク vs ダイナマイト・キッド

微妙な空気感から。
ダイナマイト・キッドの体はすごい!
タイガー素早いな。実況が少しついていけてない。
コーナー蹴ってのバク転はすごい!
いいジャーマン!

大巨人vs浮沈艦のド迫力バトル!(1981年9月23日 田園コロシアム)  
アンドレ・ザ・ジャイアント vs スタン・ハンセン

スタン・ハンセンの入場から!
迫力すごい!リングが揺れてる!
2人で400キロ。
ハンセンが小さく見える。
そして、ボディスラムでアンドレを持ち上げた!すごい!
場外戦へ。両者リングアウトで終わり。
とおもいきや、時間無制限で続行。
アンドレの反則負けに。
昭和プロレスの魅力は技でもない、空気感なんだろう。と思った。
今、見ても素晴らしいと思えた。かっこいい。映像の問題かも、しれないけど、
娯楽が多くなった今でも、凄さを感じる。
猪木と前田のビンタはしびれたし、
アンドレとハンセンの迫力、
タイガーマスクのインパクト
は今でも見られない・・・
今のプロレスは、こんなピリピリしているように見えない。
なんで、こんな空気感だったんだろう。
と思わせる。
このシリーズは買い続けてしまいそう。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。