総合職共働き人事コンサルのブログ

いつものつまらないご飯作りを少し工夫し、適当でもいいと思える楽しい本。『花のズボラ飯』

前に朝日新聞で書評を読んだ瞬間から読みたいと思っていたマンガ。でも、手に入れられなかったけど、再販されていたのを見て買ってしまった!
結婚して30才、本屋でパートをしている夫が単身赴任の妻の食事を巡る話がたくさん。でも、夫は出てこない。名前はゴロさんと出てくるけど。帰ってきている時の夫婦2人のご飯ではなく、家に一人の時のズボラな、でもおいしいご飯を描いている。
紹介されているご飯の前に、主人公の花ちゃんのキャラが良い。本当にこんな妻は居るのか。と思ったり。かなりのオヤジ臭さも含めて。「ご飯がナイチンゲール」、「幸せなブタちゃんです」「普通盛り、いや、やや大森貝塚」「生栗もらっちゃいました」。これ全てひとり言。むなしくないのかと突っ込みたい。
そして、食事。朝とか昼とか一日のあるシーンを切り取ってその時に食べたものを

1皿め 
・鮭フレーク
・マヨネーズ
・食パン
・キャベツ
・パルメザンチーズ
・タバスコ
・ミロ

2皿め
・白飯
・たまご
・醤油
・しば漬け

というそれぞれの話の表紙のあとに、どうやって食べたのかを読んでいく。1皿めだったら「シャケトー」、「ビザトーストのシャンチョビ味」、「ミロ」という朝ごはん。これが17皿まである。とりあえず、うまそう!
どうやったらパラパラのチャーハンが作れるのか。ということも学んだ!試してみた!パラパラになった!その方法は是非、読んで欲しい。
いつものつまらないご飯作りを少し工夫し、適当でもいいと思える楽しい本。☆4つ!

久住 昌之, 水沢 悦子
秋田書店 ( 2010-12-20 )
ISBN: 9784253104524

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。