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夢について熱く語っている男たちには自分がコントローラーを握って操作をしているからこそ、気持ちが入っていく 「龍が如く5 夢、叶えし者」-とりあえず、感想。

男の生きざまの前に夢と家族、そして、自分の場所について考えた一作でした。ここのところ、休日の多くの時間を割いてやっていたのは「龍が如く」というゲーム。1作目から欠かさずにやっているこの作品。

実在の俊に限りなく似せて作られている世界での物語。ヤクザの世界で人の生き様を語りかける。今回は、永洲街(≒福岡・中洲)、月見野(≒札幌・すすきの)、錦栄町(≒名古屋・栄)、蒼天堀(≒大阪・道頓堀)、神室町(≒東京・歌舞伎町)の5つのとしで5人の主人公が活躍する。

1作からシステムも絵の細かさも進化していくのと並んで主人公たちも年をとっていく。1作目で物語の鍵となる少女だった女の子は、今回、高校生になり、アイドルを目指している。少女から今までの成長を作品を通して見ているからこそ、感情移入をする。1作目のラストシーンで鳥肌が立ち、涙を流してからやめられない自分がいるゲーム。

今作は5つの都市を跨いだ陰謀の話。ストーリーは公式サイトなどに譲るとして、毎回あるハラハラさは建材で、こんな男らしい奴極道にもいないだろ!と思うほどの、男らしさにのめり込ませてもらいました。

野球選手とアイドルは人に夢を見させる。そして、見る者は彼らを通して自分の夢を見る。そんな話が出てくる。夢を語る人が少なくなっているこの時代。夢について熱く語っている男たちには自分がコントローラーを握って操作をしているからこそ、気持ちが入っていくんだろう。

夢と自分の場所がある人は強い。その夢は自分の夢でないといけない訳ではなく、他の人の夢でも良い。ただ、自分の夢も大切。自分の場所は自分一人の場所じゃなくてもいい。ただ、自分の帰る場所はないと困る。意外に帰る場所は他の人が作ってくれているのかもしれない。人は夢のためにがんばり、帰る場所があるから頑張れる。

なんか、語りかけてくれました。そして、1つ決心をしました。そこに向かっていきます。☆5つ。続編に期待。ドラクエやFF(ファイナルファンタジー)のように続々と出し続けてくれてもいいです。

公式サイト
http://ryu-ga-gotoku.com/five/

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。