総合職共働き人事コンサルのブログ

☆5つに近い、☆4つ。もう一押し。本当に、もう一押し。心は動かなかったかな・・・『COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2011年 10月号』

表紙を見て、「おっ、良い感じなんじゃないか」と思い、目次を開くと「やっぱり、良い感じだ!」とまず思った。
特集の「“人を動かす科学”の最前線 すべては「心理」が決めていた」はザックリだからこそ、面白いにおいがしていた。実際面白かったし。
また、「そして、すべてはゲームになる」という特集もよかった。この2つのテーマを世界の記事から語る日本の雑誌は他にはない。また、知らなかった新しい歌姫である「アデル」の情報を得た。今度聞いてみよう。と思う。すぐに落とすつもりです。
心理については、ビジネスから恋愛について、細かい豆知識、これから覚えておくべきポイントまで書かれている。ゲームについての特集も読み物として面白かった。ITの世界に入ろうとしている人間として、心に留めておくべきことがたくさんあった。
また、各国の色んな雑誌記事を集めた「World News Headline」にも面白い記事がたくさんあった。SNS世界一の国やバンコク沈没、CO2排出大国オーストラリア、欧州の極右、北欧の「ジェンダー平等」幼稚園の話など、本当に多岐に渡っていた。新聞のこれからなど、ビジネスの部分で分析されている。
マスメディアについて専門であり、ずっと見てきた中でごもっともだなと思う箇所があったので紹介する。

P88 FOXはスター・キャスターたちが明らかに右寄りのコメントをすることで知られ、それが高視聴率に結びついているようだ。
ネット上にニュースが溢れるいま、視聴者はニュースの意味を知りたがっている。独自の考えや視点を伝えることで業績を伸ばしているのはFOXだけではない。アラブの春を支持したアルジャジーラや、米国の風刺ニュース番組「ザ・デイリー・ショー」が良い例だ。反対に“客観的報道”を重視するCNNは時代の波に乗れず、ライバル局に後れを取っている。
グーグル・ニュースの考案者であるクリシュナ・バラットはネットのおかげで、さまざまな視点の報道を見つけることがかつてなく容易になった、と語る。また、複数メディアからニュースを得られるようになると、強い意見を反映した報道が求められるようになるそうだ。
ニューヨーク大のジェイ・ローゼン教授は、ジャーナリストはそもそも“視点”を持つ存在である事実を認めるべきだという。その上で正確かつ誠実な報道を心がけるべきであり、読者や視聴者の信頼を得るためには「客観性」よりも「透明性」を重視すべきだと指摘する。

長くなったけど、その通りではないか。「客観だから・・・」「中立だから・・・」と言って何にも言わず、多様な視点もなく、権力の監視も建前しか出来ていない日本のマスメディアがある。と改めて強く感じる。
そして、森巣博さんのコラム。自民党への個人献金が72%、電力業界で、役員の90%が行っていた。という話。原子力マフィアの話もいいかげんにして欲しい。と思う。そういえば、朝、日テレ「zip」で反原発デモのニュースが流れていたのは良かった。
とりあえず、

P107 独占「公益」企業がスポンサーとなる企業広告は全面的に禁止する。

はすぐにやってほしい。
いろいろ書く際に足かせにはなっていない。といっても見えない壁が作られていると思うので。
最後に、セールスフォース会長兼CEOで元トップ営業マンのマーク・ベニオフのコトバ。

P13 There’s nothing like the one-to-one relationship.(一対一の関係に勝るものは無いよ)

という対面営業の大切さを示す言葉。心に落としておく。☆5つに近い、☆4つ。もう一押し。本当に、もう一押し。心は動かなかったかな・・・

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。